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憎まれている夫

昨日、憎めない隣人という記事を書いたばかりだが、
この「困ったチャン」である隣人よりも、
このボロアパートの住人達から嫌われているのではないか
と思われるのが、何を隠そう、うちの夫である。

うちの夫は大柄で何となくぽわんとした外見のせいか、
一見「クマのプーさん」のように思われ、
日本のお友達からたちは、「優しそう〜!」などとよく言われているのだが、
実際は、隣人達にはかなり優しくない。

私たちの部屋の目の前はプールなのだが、
夜の8時には何がなんでもこのプール、
およびプールエリアから出なければいけないことになっている。
この夜8時以降にプールサイドでうるさくしている人がいれば、
すぐさま、管理人さんか警備会社に電話している。
プールというものは、子供や若もんたちが興奮してしまうので、
かなりうるさくなりがちだ。
秩序を保つためには、ルールは守らなければいけない。
ということで、私はこの夫の告げ口行動を見て見ぬ振りをしているのだが、
プールで楽しくしたい住人達にとっては、全くうざったい存在なのではないかと思う。

警備会社に電話するのはプールに関することだけではない。
というのも、
実は管理人さんがこの警察に電話する前の段階の警備会社と契約を結んだのは、
うちの夫のせいではないかと思う。
昨日、登場した「困ったチャン」と以前一緒に住んでいた長身彼氏が大げんかになり、
うちの部屋だけではなくアパート中に
喧嘩の経過がまる聞こえになってしまったときは、警察に電話した。
それ以外の犬がうるさい、とかなんちゃら言っていたときも
警察に電話していた気がする。
もしかして、警察もうちの夫にうんざりしてしまい、
その結果、警備会社と契約を結びつけをえなくなってしまったのでは?
妻の私はニランでいる。

ということで、警備会社と契約を結んでからは、
犬やオウムがうるさい、どこかから聞こえてくるアラームの音はどうにかならんのか
など、電話をかけまくっているため、警備会社の方たちも、夫の声で「あ、あいつだ!」
と分かるようになってしまったらしい。(笑)

その他でも、水曜日の夜中にパーティーをしていた若もんたちを怒鳴り散らす
プールで騒いでいる若もんたちに自ら注意する、
上の「困ったチャン」に「君のところの、オウムはどうにかならんのか。」と聞いてみる、
など、いいのか悪いのかが分からない武勇伝が絶えないうちの夫である。

もう先月の話になるが、隣町の夫の祖父母の家に行ったときに、
夫の車にコーヒーがぶちまけられていることに気づいた。
そのときは義母が来ていたので、夫はいつも車を止めている祖父母の家の車庫の前ではなく、
違うところに止めていて、誰かが間違えてかけちゃったのかなと思っていたのだが。
そのことを夫のまた違う親戚に言ったら、
「いや、それは普段苦情を言われている住人が、鬱憤をはらしたのではないか。」
と言い始めた。
その親戚も自分が住んでいるアパートで、
何か軽く苦情を言ったら玄関に卵を投げられたらしい。

夫がこのアパートで嫌われていることは母に言ったら、母は
「あ〜、うちのお父さん(私の祖父)にそっくりね〜。あっはっは。」
と爆笑していた。
たぶん高度成長期に頑張った世代に多いのではないかと思われるが、
うちの祖父は他人の子供であっても、その子供が何か悪いことをしていれば、
電車であろうが、公園であろうが、
どこででも怒鳴り散らすような怖い人だったらしい。

そのうち、うちの玄関にも卵が投げつけられるのではないかと危惧しながらも、
憎まれながらも、他人に怒れる大人って必要なのかもしれないな、と思い、
湯気がたつのではないか?というくらい怒っている夫を、
毎日のように観察している今日この頃なのだ。

2012年1月2日に後書き:

正月早々、実は夫と喧嘩をしたので、この記事を読み直して、
なんて口うるさい人を夫にしてしまったのだろう、と思ってしまった。
今はこの「困ったチャン」が住んでいた部屋に住んでいるので、
もし今年の夏もここにいて、プールの音が1階の部屋にいるときよりも
うるさく感じないようになったら、きっと警備会社に電話なんてしないんだろーな。
人間って本当に勝手ですね。

でも、「困ったチャン」が引越して、彼女が住んでいた2階の部屋に越せてよかった。
このとき住んでいた部屋と比べると、まるで天国です。

ちなみに夫とは仲直りしました。
散々な一日だったけど、最後は昨年亡くなった叔母が作ってくれたマグカップで
一緒にお茶を飲むことが出来てよかった。

あ、あと、昨年の秋頃にこれ以上に「困ったチャン」に困っていた時期があって、
そのときに調べたんですけど、こういう警備会社に電話しすぎると
「うるさい隣人」リストみたいのに入れられて、そのうち警備会社の人が
ちゃんと対応してくれなかったり、アパートに来てくれなくなることがあるそうです。

夫はこれを聞いたとき、「失礼だ!」とかんかんに怒ってましたが、
警備会社の方からしてみれば、うちの夫みたいな人にはうんざりなんだろうな
というのが、妻の私が正直に思うところです。(笑)
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